【一歩マガジン】いくら必要ですか?!『住宅購入の頭金』

『いくら必要ですか?!』
マイホームの資金計画についてお話させて頂くと、
必ずと言っていいほど質問される「頭金(自己資金)」の質問です。
結論から言ってしまうと、「頭金が0円でも購入可能です」となるのですが、
当然、頭金が少なければ「借り入れ金額が多く」なりますし、
頭金が多ければその分「借り入れ金額が少なく」なります。
それは当たり前なのですが、今は「史上空前の超低金利」時代なので、
「1円でも多く頭金を用意した方が良い」とは単純に言い切れないケースもあります。
一般的にはよく、「物件価格の2割程度の頭金があるのが良い」という内容を見聞きしますが、
それは一昔前の住宅ローンは「物件価格の8割程度まで」といった融資条件の時代もあったからです。
現在は一定の条件(年収に対する返済比率等)を満たせば、
必要金額の全額(物件価格+リノベーション+諸経費)を融資してくれるので、
「頭金0円」で購入し、現金は手元に残すか家具・家電の購入に充てることも出来るわけですね。

頭金0円のメリット①「時間を買う」
これから「マイホームを買いたい!」と考えている方の中には、
「2~3年かけて頭金を貯めてから」というお考えの方も沢山いらっしゃると思います。
もちろん、誰もが賛成する考え方ですし、とても素晴らしいお考えだと思います。
一歩でもそれ自体を否定するつもりは全くありませんが、
例えば、「3年かけて100万円を貯金」するとして、
その3年間に払う「現在の家賃」はいくらになるでしょう?
例えば、現在家賃10万円の賃貸に住んでいるとします。
その場合、3年間で払う家賃の総額は「3年(36か月)×10万円=360万円」です。
100万円の頭金を貯めるために360万円の家賃を払うのです。
(*実際には2年に1回の更新もやってきて、更に家賃の1か月分支払いますね)
これって得なんでしょうか??
お金は増えたんでしょうか?減ったんでしょうか?
また、3年後に購入するということは、住宅ローンの最終支払日も3年後になるということです。
それであれば今は「史上空前の超低金利」時代。
昔に比べて驚くほど支払う利息は少ないので、
今「頭金0円」で購入してしまって、
「ローンで時間を買う」という考え方が成り立つ場合もありますね。
頭金0円のメリット②「手元にお金を残せる」
マイホーム購入に手元にある現金を全て「頭金に投入」してしまうと、
例えば「新居に合わせて家具や家電を買い換えたい!」となった時に困ってしまいます。
もちろん、いざという時のために現金は持っていたいですし、
「超低金利の住宅ローン」に頭金を投入した結果、
それより金利が高い「カーローン」や「教育ローン」など、
その他のローンを組むことになってしまうと大変もったいないですよね。
その場合は「頭金0円」の方が得をするというケースも生まれます。

頭金0円のデメリット「返済額が増える」
借入額を増やすということは、当然に「支払額が増える」ということですね。
具体的には「支払利息」と「月々の支払額」が頭金を出す場合より増えることになります。
マンションの場合は、住宅ローンの他に「管理費・修繕費」も毎月支払う必要があるので、
「無理のない支払額」に抑える為には、「物件価格を下げる」必要がある場合も。
その場合、希望の条件を少し変更しなければならないなんてケースも生まれるかもしれません。
一歩のお客様で1番多いケースは?
一歩のお客様で頭金の一番多いケースは、
「諸費用分」を自己資金で賄い、「物件+リノベーション分」を住宅ローンで購入する、
というパターンがもっとも多い頭金の出し方になっていると思います。
何度も言うように、今は「史上空前の超低金利」時代。
その恩恵を最も多く受けられる住宅ローンの組み方を賢く選びたいですね。
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2020.06.18