【一歩マガジン】無垢フローリング編④『オイル塗装とウレタン塗装』

自然素材としての無垢フローリングには「広葉樹と針葉樹」などの違いがあることはお伝えしてまいりましたが、無垢フローリング選びにはもう一つ知っておいて頂きたい知識があります!

 

それが「オイル塗装とウレタン塗装」の違い。

無垢フローリングの塗装にはさまざまなものがありますが、代表的なものとして、「浸透系のオイル塗装」と「コーティング系のウレタン塗装」があります。

このシリーズをお読み頂いている方はもうお分かりだと思いますが、2つを並べて「どちらが良くて、どちらが悪い」ということを言いたいのではありません。

当然のことながら、どちらにもメリット・デメリットが存在します。

今回もそれぞれの特徴を比べてみることで、皆様にとって最適なものを選ぶ豆知識になればと思います。

 

「オイル塗装」

植物性のオイルを原料にしていて、自然素材として流通しているものも多く、塗膜ではなく、木の表面に浸透する形で保護をします。

多少の撥水性もあるので、水をこぼしてもすぐに拭き取ればシミになることもありません。

メリットは、木そのものの肌触りや見た目も損なわれることがありませんが、その最大のメリットは、「木の調湿作用を妨げない」ということではないでしょうか。

(*一歩では「木の呼吸を止めない」と表現しています)

つまり、「無垢フローリングのメリットをそのまま活かすことが出来る」ということなんです。

デメリットは、塗膜のコーティング系に比べれば、撥水性があるとはいえ、水をこぼした時に気が付かず放置すると木が水分を吸ってしまいます。

また、塗膜があるわけではないので、ウレタン塗装に比べればキズも付きやすく、ある程度定期的にオイルを塗っていく必要もあるので、「手間がかかる」ということもあるでしょう。

 

「ウレタン塗装」

一般的な新建材のフローリングにワックスを塗るのと同じように、木の表面にウレタン樹脂をコーティングすることで木を保護します。

当然こちらの方が強固な塗膜となので、オイル塗装に比べてキズにも強く、撥水性も高いので、水をこぼしてもシミになる可能性は低くなります。

メリットは、とにかくウレタンの膜で木を覆ってしまうので、キズや汚れなどから木を守るのには適しており、木の膨張や伸縮もおこりにくくなります。また、お掃除やメンテナンスが「楽」ということもありますね。

デメリットは、オイル塗装に比べて木の表面がテカテカしてしまうし、肌触りもオイル塗装と比べればツルツルしてしまいます。

また、ウレタンの塗膜で木の調湿作用をふさいでしまうので、無垢材そのもののメリットを活かすことが出来なくなってしまいます。

(*一歩では「木の呼吸を止めてしまう」と表現しています)

 

どんな物にもメリット・デメリットは存在します。どちらかしかない、なんてものは存在しません。

無垢フローリングも、オイル塗装も、ウレタン塗装も・・・。

だからこそ、「なぜ無垢フローリングを選ぶのか?」

「そもそも、無垢フローリングのメリットは?」に、しっかりと着目してほしいと思っています。

 

無垢フローリングの最大のメリットは「自然の調湿作用」。

夏は湿気を吸ってくれてサラサラもするし、冬は湿気を放出してくれて温かみもある。

電気や機械を使わなくても自然の力で気持ちの良い空間の手助けをしてくれます。

掃除やお手入れが「楽」な方が良いのであれば、わざわざウレタン塗装の無垢材を選ばなくても、安価で便利な新建材のプリントフローリングを選べば良いのではないか・・・。

 

一歩ではそういう結論のもと、無垢フローリングは全て「オイル塗装」をおすすめしています。

皆様にオイル塗装、ウレタン塗装の無垢フローリングを触って頂きながら、メリット・デメリットもご説明させて頂いています。

更に海外製品を扱う会社が多い中、一歩では国内メーカーさんの植物性自然素材オイル「春風」という商品を採用しています。

 

 

オイル塗装やウレタン塗装を、「良い塗装」「良くない塗装」という論点で判断するのではなく、「見た目がいい」「肌触りがいい」だけの判断基準だけで選んでしまうのも要注意ですね。

「あなたがなぜ無垢材を選ぶのか」に着目して、最高の選択をして頂きたいと考えています。

2020.04.24

 

 

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